モニターの代わりにモバイルモニターを使うメリット
狭いデスクスペースに置いても圧迫感がない
物理的に小さいのだから、それはそうである。
2021年のデータだが、20代の一人暮らしの過半数は1Kかワンルームなのだ。[1]
つまり、自由に使えるスペースなどほとんど残されていないわけ。
そんな中、なけなしのスペースにクソデカいデスクなど置いていられようか(いやない)。
小さいデスクでも(そもそも置けて)圧迫感なく過ごすためにベストなのがモバイルモニターなのだ。
持ち運びやすいから、必要ないときはしまえる
こんな言葉を聞いたことがある人がいると思う。
「アイデアは移動距離に比例する」
フランスの哲学者が残した言葉らしい。
人によるだろと言いたいところだが、実際私は場所を変えないとそもそもやる気自体が起きない性である。
大は小を兼ねるように、移動できることは移動できないことを兼ねている。
Type-Cケーブル一本で全てが完結する
ケーブルの数なんて少ない方が良い。
これは全人類の共通認識であろう。
据え置きのモニターは基本的に映像入力用のケーブルとモニター自体に対する給電用のケーブルの2本が必要なのに対して、モバイルモニターは映像入力給電用ケーブルが1本で済むことが多い。
(とはいえ、据え置きモニターだとノートPCに対する電源供給と映像入力が1本のケーブルで済むことが多いので、ケーブルの総数が変わらない説がある。しかし、母艦であるノートPCがたかが演算結果を出力するだけの小判鮫であるモニターに電源供給の命綱を握られている奇妙な状況は回避できる。無駄な依存は減らすべきだと思う。)
これを買った:UPERFECT 4Kモバイルモニター
人柱で買った。
UPERFECT 4K 16インチモニター
UPERFECTとはどこの国のどんな会社なのか
もちろんみんな大好き中国企業。 深圳にあるらしい。
NewsoulやEVICIVと中身自体は同じ説がある。(よくあるブランド名だけ変えたパターン)
正直、これ以上のマトモな情報が出てこなかったのだが、 この際製品自体が使えるなら良いことにしておく。
UPERFECT 4Kモバイルモニター:内容物と外観
開ける時の蓋の開かなさがApple製品のソレだった。
ソレをやるならまずパッケージの高級感を出してほしい。
映像出力に対応した、Type-C-Type-Cケーブル2本とminiHDMI-HDMIケーブル1本、ACアダプタが付属していた。
割と豪華である。
ケースがスタンドになるタイプ
角度調整もできる。
端子周りの作りは想像よりしっかりしていて高級感がある。 しかし、電源ボタンだけはぐらついている。怖い。
UPERFECT 4Kモバイルモニター:特徴
4K超え解像度で、異常に高いppi
解像度は3840x2400である。4K解像度よりも縦に広い。 また、ppiはおおよそ283である。 この値は、最近のMacBook Proの254よりも大きい。
基本的には擬似解像度 1920x1200 (WUXGA)で使うことになるだろう。 (Windowsだったら200%)
1200 nitsの高い輝度
MacBook Pro (M1 Pro)の通常時の輝度は最大で、500 nitsである。(意外としょぼい)
最近のMacBook Pro (M4系のモデル)では、1000 nitsまで引き上げられた様子である。
ところで、このUPERFECTの4Kモバイルモニターは1200 nitsまで出る(測ってはいない)。
実際、MacBook Pro (M1 Pro)の最大輝度と比較しても明らかに明るいので、少なくとも500 nits以上はあるようである。
この写真は、どちらの輝度も最高にして撮影した。
UPERFECT 4K 16インチモニター
購入を検討していたもの
EVICIV 4Kモバイルモニター
今回紹介したUPERFECTの4K 16インチモニターと性能も含めて酷似しているもの。 安い方を買えばいいのではと思っている。
EVICIV 4K 16インチモニター
LG gram +view モバイルモニター
大手メーカーはそもそもモバイルモニターをあまり出していないので、大手メーカに絞ると選択肢がほぼないのが現状。
こちらは解像度が2560x1600であり、4Kに劣る(のに価格は高い)。
安心感が欲しい場合はこれ一択。
LG gram +view モバイルモニター/16型、WQXGA(2560×1600)
[1] https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_data/20single-2021/