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Parker ジョッター コアライン レビュー。デザインで選ぶシャープペンシル
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学生時代、僕の筆箱の中は「機能」で溢れていました。 クルトガ、ドクターグリップ。 点数を取るため、少しでも速く、少しでも綺麗に書くための道具たち。

でも、大学生になった今、筆記具に求めるものが少し変わってきた気がします。 必死にノートを取る時間は減り、代わりに自分の思考を整理する時間が増えた。
だからこそ、「書きやすさ」というスペックよりも、「持っていて心地いいか」という感覚を大切にしたい。 そう思って手に取ったのが、Parker ジョッター コアラインでした。
手のひらに収まる、英国の気品
Parkerといえば、英国王室御用達の老舗ブランド。 でも、このジョッターは驚くほど手頃な価格で手に入ります。
「高級筆記具」の品格を纏いながら、気負わずに日常使いできる。 その絶妙な距離感が、今の自分にはちょうどいいんです。

冷たい金属が教えてくれること
指先に触れる、ひんやりとした金属の感触。 マットな持ち手と、ヘアライン加工されたステンレスのボディ。
プラスチックにはないその重みが、「今から書くぞ」というスイッチを入れてくれる気がします。

そして、このデザイン。 主張しすぎないバイカラーと、Parkerの象徴である矢羽のクリップ。 それは単なる文房具というより、シャツの袖口を飾るカフスのような、ささやかなファッションアイテムのよう。
ノートの横に無造作に置かれた姿さえ、絵になるんです。

「書きにくさ」さえ愛おしい
正直に言えば、書き心地は「それなり」です。 日本の高機能シャープペンシルのような、手に吸い付くグリップも、芯が回り続ける機構もありません。
細身の金属ボディは、長時間握っていると指が痛くなることだってある。 90分の試験で使ったときは、正直後悔しました。
でも、それでいいんです。 もう、点数のために書き続ける必要はないのだから。
ふと思いついたアイデアを書き留める。 カフェで手帳を開いて、これからの予定を考える。 そんな短い、けれど豊かな時間には、このくらいの「不便さ」が心地いい。
書く時間を、少し特別に

Parker ジョッター コアライン。 それは、効率や機能性という物差しを捨てて、「好き」という感情で選んだ一本。
「書く」という何気ない行為を、少しだけ特別な儀式に変えてくれる。 機能性以外の価値を求めているあなたにこそ、手にしてほしいペンです。